<h2>線量の測定・共有と発信</hn>

空間線量や食品や土壌などの測定をします。

○食品や土壌、衣類などを測定する『GDM15』

ヨウ化ナトリウムNaI(Tl)シンチレーション検出器

ガンマ線スペクトロメトリー放射能測定システム モデル『GDM15』

GDM - 1 5 鉛遮蔽 内部検出器
GDM - 1 5 鉛遮蔽 内部検出器

2台のスエーデン・ガンマデーター社製GDM15を稼働させ、食品や土壌、衣類などの測定を続けています。

※どなたでも無料で利用できます。お問い合わせください。

 

【製品特長】

  1. 平成24年4月から適用の厚労省「食品中の放射性セシウムスクリーニング法」に適合。
  2. 光電子分光法の研究開発では世界最高レベルを誇るスウェーデン王国ガンマデータ社開発製品。
  3. NaI(Tl)検出器は寸法φ3x3インチ(約347cc)の結晶を採用。
  4. 鉛遮蔽は58mm厚+2 mm鉄板2枚。
  5. 本モデルは、学校給食検査や小売り業、市民団体等での使用を想定した製品構成。
  6. 1Lマリネリ容器を使用した場合におけるCs-137の検出限界値は、1時間のバックグラウンド取得、サンプル20分測定で約4.2Bq/kg。1時間測定の場合は約2.4Bq/kg。
  7. 測定下限値(3σ)は、1Lのマリネリ容器を使用し1時間のバックグラウンド取得の場合、20分の測定でCs-137につき約5.3Bq/kg。1時間測定の場合は約3.6Bq/kg。
  8. 測定データの処理、ベクレル値の自動計算は、ガンマデータ社開発の解析ソフトウェアWinDASを使用。北欧の原子力発電所における環境モニタリングにも採用されており、高機能でありながら操作が簡易。日本語版標準装備。

◯シンチレーションサーベイメータ TCS-172B

 エネルギー補償タイプのシンチレーションサーベイメータ/日立アロカメディカル社製

TCS-172Bは、エネルギー補償タイプのシンチレーションサーベイメータです。優れたエネルギー特性を持ち、低エネルギー領域からのγ線測定が可能です。線量当量率と計数率の切り換えが可能で、線量当量率モードは環境γ線の線量当量率測定に、計数率モードは緊急時のヨウ素測定等に対応可能です。

 

※会員対象に貸し出しもしています。

◯土壌表面汚染測定器RADOS RDS80

 フィンランド製 表面汚染サーベイメータ/ミリオンテクノロジーズ社製

土壌表面汚染測定器RADOS RDS-80は、原子力産業、救助活動その他異常な汚染レベルに巻き込まれる可能性のある所などの放射線防護の異なる分野で、広範な範囲に対応できる多目的測定器です。

 

【特長】

  • 放射線検出機器の分野で定評のあるRADOS社製
  • 測定単位切替可能 cpsまたはBq/cm2
  • 幅広い測定範囲 0.01~100000Bq/cm2
  • ハンディサイズ、簡単ワンボタン操作
  • 低消費電力、単3アルカリ電池2本で約2000時間

情報を発信します。

○車輌搭載する空間測定器『bGeigie(ビーガイギー)』

bGeigieは車に搭載し走行、または腰に付けて歩行することで、5秒毎の地上1㍍の空間線量を記録することができます。測定結果は、こちらにアップしています。

◯HOT SPOT FINDER(ホットスポットファインダー)による線量測定情報

ホットスポットファインダーの利点は正確●反応(応答速度)が早い●線量が自動マッピング化できること、です。

この機器を利用し、住居周りや通学路など生活圏を丁寧に測定することができます。

暮らしの安全を確保するひとつの手立てとして、センターでは機器を有効活用し情報を公開する準備を進めています。

○今の福島を伝える『HP・ブログ・Facebook・地域情報紙』

センターが企画する健康相談会や学習会などの案内、また、福島県内で流れる情報など、SNSを活用して発信しています。